こんにちは。
皆さんは、電子レンジの電気代をご自身で計算されたことはございますか。
良く見る表記の「W」が消費電力と思っていませんか。
塵も積もれば山となる。このことわざ通り、わずかな損失だとしてもその積み重ねでおおきな損失になることもあります。
この記事を読み終わった後、電子レンジとその電気代に向ける意識が大きく変わると思います。ぜひ最後までお読みいただければと思います。
さて、まずは良く見る500W、600Wの正しい意味をお伝えします。
これらは定格高周波出力といい、食品を温めるために使うことができるエネルギーのみの出力を表します。
ところが電子レンジは食品を温める以外にも、ターンテーブルを回したりモニターを表示したりと他にも電力を使います。これらすべてを含んだ電力消費を表すのが定格消費電力といいます。
実際に電気代を計算するときは定格消費電力を使います。一般的に、電子レンジの消費電力は定格高周波出力の約1.5~2倍と言われているので、定格消費電力が載っている製品ラベルが見当たらない場合はこの計算で代用しましょう。ただし4倍になる電子レンジもあるのであくまでも目安程度に考えましょう。
では計算式を以下に記します。
電気代=消費電力[kW]×使用時間[時]×電力会社の電気単価[円/kWh]
下の画像は東京電力エナジーパートナーの電気代で電子レンジ500Wを2分稼働させた際の電気代をExcelで計算したものです。
G5セルが計算式を入れたセルなので約0.9円が電気代となります。
C2セルかC3セルはどちらか入力します。どちらも入力しないとG5セルに計算不可と
表示されます。どちらも入力すると、C2セルのみを計算式に代入します。C5、E2どちらか一方でも未入力であるとG5は0となります。
なお、この画像はあくまで一例です。
皆さんがお使いの電子レンジ、契約なさっている電力会社は十人十色です。
G5セルに入力した計算式をH5セルに表示しているので皆さんもご自身で計算をしてみて、電力会社による比較や500W/600Wの違いによる比較をしてみてはいかかでしょうか。ご自身の好みに合わせたカスタマイズを考えるのも楽しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。