naoki-ishibashiのブログ

ビジネス数学インストラクター、ビジネス数学検定1級AAA取得。ビジネス数学を広めるためのブログです。

【デキる社会人はここが違う⑤】変数と定数の決定

こんにちは。

 

皆様は、なにか物事に取り組むとき、効率について考えていますか。無駄な待ち時間などを極力減らせていますか。

 

残業時間を増やしても業務が終わらない方々がいます。その方々の努力は尊敬すべきものです。しかしながら、努力の方向が間違っているのかもしれません。

 

仕事の手順変更や分担など、仕事の効率化を変化させれば残業時間を減らせる可能性が大いにあります。

 

 

 

【デキる社会人はここが違う④】でメラビアンの法則を例にあげました。以下、数式化したものです。

 

第一印象=視覚情報+聴覚情報+言語情報

 

さて、メラビアンの法則のこれら3つの要素にはウェイトも示されております。

それは

 

視覚情報=55%

聴覚情報=38%

言語情報=7%

 

というものです。

 

例として、言語は分からないがリズムが好きだから洋楽のとある曲が好きという方は多いことでしょう。これは、言語情報より聴覚情報が大きく影響しているためです。

 

また、サッカーが好きな日本人が公園に行ったとき、サッカーをしている外国人の会話と、野球をしている日本人の会話が聞こえたとします。興味をそそられるのはどちらかと考えれば、自分と趣味が合うサッカーをしている光景を見て外国人のプレイを観戦するでしょう。

 

これは言語情報+聴覚情報より視覚情報のほうが影響が大きいからだと考えてよいでしょう。

 

ここで聴覚情報に含まれる相手の声を要素分けしてみましょう。

 

話すスピードや訛りは、習慣づけで変えることができる可能性があります。しかし、地声は変えることが大変難しいです。したがって、自分をよく見せたい相手がいた場合、その相手の聴覚情報を変えるためには話すスピードや訛りを変える必要があります。これが変数です。

それに対し、地声は大変変えづらいものなので定数と捉えるのが妥当です。

視覚情報についてもぜひ皆様に考えていただければと思います。

 

話を戻し、残業時間について考えてみましょう。納期は変えられないものなので定数、仕事の手順や分担は変更可能なので変数です。従って、仕事の手順や分担を積極的に変えるべきです。(あくまで一例です。他にも皆様にフィットした要素への分割はあるはずです。)

 

最後に【デキる社会人はここが違う④】で挙げた私の要素分け一例を説明させていただきます。

 

成功する人間=過去+(過去の分析+度胸)÷2

 

過去は、変えられない過ぎ去ったものなので定数です。過去の分析は、時間をかけて研究することで伸ばせるので変数です。度胸も、機会を逃さず果敢に挑戦していけば伸ばせると私は考えるため変数といたします。

 

従って過去の分析と度胸に着目して伸ばせば成功を掴めるということです。もちろん過去の分析のみをして堅実に安全な選択をし成功している方もいるでしょうし、度胸のみで運良く成功する方もいると思いますのでどちらか片方が0でも成功するという式になっております。

両方0の場合でも、定数となった過去において、過去に築いてきた人脈に助けられる可能性もあると思います。

 

以上により上の数式化に至りました。何度も申し上げておりますが、私個人のほんの一例にすぎません。

 

皆様も成功する人間について要素分けしてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。